「2010大阪国際女子マラソン」のスタートを見に行くつもりだった。
雨の予報に加えて諸事情もあり、映画に行くことにした。
いつものTOHOに、珍しく朝一番に行った。
母たちが『おとうと』そして自分は『Dr.パルナサスの鏡』を見た。
いつも人がいない劇場、朝なのに沢山の人がいた。
今日は「ファーストデイ」かと勘違いするくらい。
日曜日には皆さん朝から映画見るんだと感心した。
映画館に着いた時には、『アバター』完売のアナウンス。
相変わらず人気のようだ。
当然今回も年賀ハガキ持参の1000円。
さて『Dr.パルナサスの鏡』
「摩訶不思議な映像体験」というこの1点で見たかった映画。
その意味では正直言って、予告で見ていた以上のものは感じなかった。
「映像体験」と勝手に自分で決めつけて、期待しすぎたのが良くなかったのかも。
「摩訶不思議な世界」と思って見れば良かったのかも。
『未来世紀ブラジル』でも思った、別な文化のものを持ってくる不思議な世界?
ハリーポッターとか近々公開される
『パーシー・ジャクソンと~(いまのところ見る予定なし)』のような
CGを駆使した映画には、ちょっとストーリーとして飽きているんだけど、
『Dr.パルナサスの鏡』ような映画でより多くのCGを使って、
鏡の中の世界をより幻想的な映像で見たかったという気がした。
「どんな世界だ!」と言われると困るんだが…。
強いて言えば『クリスマス・キャロル』の明るい版ような?
現実の世界と鏡の世界がより差別化されるかな、と思ったまで。
ちょっとCGに慣れすぎていて、刺激に対して鈍感になっているのかも。
批評など読むといろいろ不運な監督みたいだけど、
ヒース・レジャーは残念だね。
自分としては『ダーク・ナイト』で唯一印象に残った人だけに。
あと、映画冒頭の酔っぱらいと同じなんだけど、
博士の娘の胸元がとっても印象的だった。