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オリジナル・ラグマットの実験室?の公開日誌…というこじつけ。
初辰まいり
いま家にある怪しげな神棚を一般的なものに替えたくて、いろいろ調べている。
すると、人生の半分近くを暮らしている地域について、
何も知らない事に気づかされた。今回は、その一部について…。

車でそう遠くないところに住吉大社がある。
初詣で参拝者の多いことで全国的に有名な神社である。
そこに毎月初めの辰の日に4つの神社にお参りする
『初辰(はったつ=発達)まいり』というものがあった。
古くから商売繁盛を願う大阪商人から「初辰さん」と親しまれてきたらしい。
4年間毎月お参りして48回(始終発達)で縁起が良いとされる。
スタート地点の神社で祈祷を受けて、
いただいた稲種を次の神社で稲穂と交換、最後に御神米に替えていただく、
さながらテーマパークの何とかツアーの趣である。(みのりまいり)

初辰まいり幟

御本殿の北側にある種貸社(たねかししゃ)からスタート。
種貸社でお祓い(祈祷料1,100円)をしてもらう。
広さ10畳ぐらいの小さな神社。
天井から無数の提灯がぶら下がり、お参りの人でいっぱい。
前の参拝者と入れ替わりに席につくと、
祈祷が始まり、いきなり1番最初に実家の住所・社名
それに自分の名前が読み上げられ戸惑った。
まさにその時、外で突風が吹き荒れ、小さな神社が揺れた。
「これは来年、激動の年となり良いことがある」と都合のいいように捉えた。
読まれたのが1番最初だったので、
後は永遠と他人の名前やら住所を聴くハメに陥る。
お祓い、そして巫女さんの舞?(太鼓の調子がチョット滑稽な感あり)
最後に神主さんから御神米、ワカメ、御種銭をいただく。
そして次の楠珺社(なんくんしゃ)へと向かうのである。

種貸社
種貸社(たねかししゃ) 資金調達・子宝安産の神様。
小さなビニール袋に入った一粒の稲種をいただく。(みのりまいり1)

御種銭
種貸社でお祓いされた硬貨「御種銭」を授かり、
商売の元手に加えて、一粒万倍の祈願をする。

楠珺社
楠珺社(なんくんしゃ) 商売発達・家内安全。招福猫を買いそびれる。

稲穂
楠珺社で稲種を稲穂に替えていただく。(みのりまいり2)

千年楠
楠珺社の裏側にある千年楠。

浅沢社
浅沢社(あさざわしゃ) 芸能美容・女性守護。境内の外にある。

大歳社
大歳社(おおとししゃ) 集金満足・心願成就。境内の外。

御神米
大歳社で稲穂を御田米に替えていただく。(みのりまいり3)

御神田
住吉大社の南側にある御田。

太鼓橋2
反橋。 
太鼓橋1
通称太鼓橋。

第一本宮
御本殿 第一本宮から第四本宮。写真は第一本宮。国宝。

境内2
第三本宮から第一本宮を望む。

境内1
第一本宮から第二本宮。

さて、来月も行けたら行ってみたいと思う。招福猫も買ってきたいし。

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Posted by KOBIA
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