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オリジナル・ラグマットの実験室?の公開日誌…というこじつけ。
「第9地区」
iPadの日本発売が5月末に延期になる中、
TOHOシネマズデイの昨晩『第9地区』を覧てきた。

一歩間違えると、B級映画になりそうなおちゃらけたシーンもあったが、
そのリアリティさがスゴイ。
場所も南アフリカと現実にアパルトヘイトが行われた国だし、
兵器産業も皮肉る社会性のある作品だと思う。
映画批評サイトでは皆さん絶賛に近いコメント。
アカデミー賞もいくつもノミネートされていた。

技術或いは兵器の必然なのだろうか、
「エイリアン」や「アバター」でも見かける、
人間が乗り込む人型ロボットがこの作品にも出てくる。
現実世界でも米俵を担いだニュースにあるように、
いずれは本当に出来るのかもしれない。
このパワースーツとかいうものが、
瀕死の状態であることが表現されているシーンがある。
どういう訳かラストの切ないシーンより印象に残っている。

大変面白かった。発想もとてもユニークである。
ただ、どうしても自分の中ではイマイチ感がある。それは映画そのものの出来とは関係なく。
もしかすると、自分はUFO話がそんなに好きではないのかもしれない。
あるドキュメンタリーを交えた映画を数ヶ月前に覧たが、
その結末が宇宙人がらみだったのがイマイチ感を覚えた。
「UFOなんて存在しない」なんて思っているわけではない。

イマイチ感は、ひとつ置いた隣の席で、
ひっきりなしに髪をいじる男の動きが、視界に入ったせいでも無いと思うけど。

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Posted by KOBIA
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[にわか映画ファン

thema:見た映画 - genre:映画


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独創的なストーリーと、リアリティのある映像。ワクワクする展開でアクションシーンも見ごたえあり。風刺は利いているが笑いに嫌みがないスマートな社会派SFドラマ。
| 心をこめて作曲します♪ | 2010.04.18 09:26 |